NLPワークの種類~ぴったりのNLPワークを♪

NLPのワークは沢山あります。抱えている問題・成し遂げたいテーマなどによっても最適なワークをえらべます。そして、どちらかと言うと左脳的なタイプの方には‘心身論理レベル’ワークが良いし、右脳タイプの身体を動かすのが好きな方には‘ダンシング’というワークもあります。ぴったりなワークで5感をフルに使ってセッションをおこないます。

“メンター3人”ワーク

このワークは、いわゆる‘モデリング’という方法を用いています。テーマに添った独自のモデルになる人をお選びいただき、アドバイスや行動をご自分の中に再吸収するワークです。

 

この問題の解決には「アインシュタインだな」でも良いし「アニメの○○さん」「守護天使は何と言ってくれるかな」などピッタリのメンターさんをお選びいただきセッションを進めます。激励であったり、苦言であったり、具体的な問題解決策であったり・・・と、多岐にわたり答えが得られることと思います。

 

また、メンターさんの設定では、たとえ亡くなった方を立てたとしても、ご自分が心の目で見れたのならば素晴らしいアドバイスと励ましをしてくれます。

”メタミラー” ワーク
対人関係をよりよくするのに効果が高いワークです。
ご自分の立場と相手の立場を行き来することで妥協ではない解決策や気づきが表れます。
また、ご自分と相手をよく知る第三者の視点からの意見やアドバイスも受け取れますので
ワーク終了時には3人の視点から物事を見る新しい方法が身につきます。

 

わたしたちは幼い頃から「相手の立場に立って考えてごらん」という教えが身についています。ですから相手の立場にだけ立ち、自分のことをないがしろにする方が多いように感じます。そして二つの立場からモノを見れる人であっても、相手と自分との葛藤に悩んでしまう方も。


そこで第三者の視点をこのワークでは体験していただきます。
道徳とか倫理とかではない解決法が、第三者の視点から見る経験をすることでと生まれてくるはずです。

 

1つしか解決法がなければ行き詰り、2つあると葛藤が生まれ、3つ以上の解決方法があると、自由になる』が 当てはまるワークです。

”ディズニー創造ストラテジー” ワーク
 ウォルト・ディズニーのもっていた‘創造力’という能力を、再現したワークです。
 実際には、ディズニーは「夢想家」「現実家」「批評家」と名づけた3つの部屋を用意していました。

 

彼は 「夢想家」の部屋に入ったら夢見ることしか考えないとし、「現実家」の部屋では、「具体的には資金どうしようか? ディズニーランドの場所をどこにしようか?」などのアイデアをだし、そして「批評家」の部屋では、第3者的な視点で自分の構想を検討しました。彼は3つの部屋を行き来することを何度も何度も繰り返し、わたしたちがよく知っているあの有名なディズニーランドを創りあげたと言われています。


彼の卓越したこの思考方法をNLPのワークにしたのがこの“ディズニー創造ストラテジー”ワークです。人はどうしても限られた視点、例えば夢想家だけの視点あるいは夢想家と現実家の2視点で物事を見て判断し実行し、それがなかなか前に進まなかったりしますが、3つの視点があれば文字通り世界が拡がります


  このワークは、新しく創造的な企画や仕事を始めたい時などに用いると効果が高いです。
因みにわたしはこのワークを行って今の仕事をはじめました。

心身論理レベル” ワーク
ご自分の考えをまとめあげていくのに効果を発揮します。
「いつ、どこで、だれと」「何をする」「手段や能力は」「それを行う信念や価値はなに」「それを行う私は何者か」という5つのレベルをピラミッドのように順番に積み上げていくことで考えがひとつにまとまります。

 

わたしの実感ですが、上手く物事が運んだ時は、自然に心身論理レベルを使っている事が多いように感じます。

 

”タイムライン” ワーク
ご自分の過去の記憶を変えることができるワークです。
過去の記憶が現在のご自分を悩まし、足を引っ張っているように感じる場合に用いると効果が高いです。

“ダンシング”ワーク

 わたし、実はこのワーク・・・・凄く苦手で嫌いでした。これをやっていると、自分がコンテンポラリーダンスを踊っている人みたいだし、どうしても‘山海塾’を思い出してしまうからです。(ごめんね、‘山海塾’)でも今は「これ実は凄くつかえる!」と宗旨替えをしました。

まず過去・現在・未来というタイムラインを設定します。そのライン上を状況を言葉ではなく身体で表現します。加えてそれに動きを付けてみる・・・過去→現在→未来と動作を流すと、これがダンスになります。

 

まさしく言葉を使わないことから、NLPワークショップを英語で受講したわたしは、これを使って認定試験をパスしました。以前のわたしにとって言葉は大切で、なんでも言語化しないと気がすまない性分でした。しかーし違う言語でワークするのはかなり大変で、クラスも「英語が堪能じゃない奴にワークの相手なんか真っ平」という雰囲気でしたから、わたしは「ダンスだ!これなら非言語コミュニケーションだ!」と迷わず認定試験のワークに選んだ経緯があります。「ことば!ことば!」と言っていたわたしがダンスを選ぶとは・・・・屈辱でしたが有益な経験が出来ました。現にパートナーになってくれたカナダ人は「凄く深いところまで入った気がした。言葉じゃないんだ」というコメントと感謝の言葉をいただけました。

 

で、日本に帰ったらダンシングワークはメニューに入れようと誓った訳です。

このワークは身体を動かすのが好きな方右脳的な思考の方には絶対に効果があります。 

“信念体系統合”ワーク

過去や今の嫌いな自分・否定的な自分を、未来のこうなりたい自分につなげていく時間軸(タイムライン)を意識した パワフルなワークです。左脳的な思考の方はこのワークは得意かと思います。

“サブモダリティ”ワーク
人は過去や未来のことも自分の目の前に映像化することができます。
絵だけではなく音や質感そして香りまで再現でき、人によってはその画像が動画であったりもします。


今まではこの特性がマイナスに働くことが当たり前だったのを、NLP以後はこの特性をプラスに働かせることが可能になりました。一般的に楽しかったポジティブな思い出は画像が明るくカラーそして動画であったり周りの音も心地良いもので、その映像を見ると身体がリラックスしたり気持ちがよくなったりします。反対に苦い思い出の画像が、随分昔の事なのに大きくリアルな場合、何かのきっかけで思い出された時は辛いですよね。


これを画像を文字どうり編集してあげるのです。苦い思い出の場合では、画像を小さくするだけで辛さがかなり軽減されます。 面白いですよ。

 

恋愛がテーマの時は「未来の自分と彼(今現在いなくても)の姿」を見ていただいています。

 

このワークは他のワークと組み合わせて行うことが多いです。

“ABC体操”ワーク

これは五感をフルに使った体操です。


言葉で説明しづらいですが、「AからYの文字を声に出し、左右の腕と脚を上げ、時にはジャンプもする」 を同時に行います。これを10分から15分続けていただきます。
結構疲れますね。ただ体操をしたあとはスッキリした爽やかな気持ちになります。

 

この体操ワークは、右脳と左脳のつながりを良くし、普段の生活ではどうしても左脳を使うことが多い現代人には最適だと思います。私の体験ですと、やる気が落ちた時や考えが煮詰まった時に効果が高いです。


大事なプレゼンの前、大事な試験の前、人前で話さなければならない不安などなどをお持ちの方におススメして います。